閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/06/25日記【マグネトロンは何者】

 

 

午前中は授業の課題を終わらせることを試みたが、一つは挫折、もう一つは途中までしか終わらなかった。

挫折した方は授業がそもそもわかってないし、単位不要で出してるからもういいかな…という諦めの念が強くなったためやめた。

もう一つは「論ぜよ」という問題で詰まった。こういう問い方をされると求められていることが何なのかがわからなくて困る。知識が蓄えられていると論ぜよだけであーはいはいといって解答を書けるんだろうな。はやくそれになりたい。

 

昼ご飯を適当に済ませてからメールを書いた。今回は1時間半かかった。例のごとく「送るぞ!送る!行くぞ!!押すぞ!!押すぞ!ウオーーーーー!!!!」と叫びながらメールを送信し逃げるように布団にダイブした。気を取り直してからPCに戻ってきたら10分足らずで返信が来て泣いた。俺は一体何に時間を費やしていたんだ…。目上の人にメール送るのが本当に苦手なので早くこの世の頂点に立ちたい。

 

その後は院試の過去問。量子、統計、数学をやったが他の科目に比べれば易しい気がした。記述量がちょっと多かったかも。量子は基本的な1次元井戸型で時間依存するときの関数形も与えてくれているので苦ではなかった。統計はまたも2準位系。フェルミオンとボソンの両方について議論を進めないといけないのが手間だった。数学はフーリエ変換微分方程式とベクトル解析。フーリエ変換は楽しかった。微分方程式は(1)がわからなかった。変換して微分をなくすことはできたのだが、そこからもとの文字に戻すことができない。変換が良くなかったのか?しかしこれ以外に変換を思いつかないし…。ベクトル解析は思いつくまでちょっと時間がかかっちゃったかな。思いついた後は記述量の多さにすぐ気づいたので「これを書くのか~~~~」といいながら答えを書いた。議論の進め方自体は問題ないと思うので、記述が十分かをチェックしたい。

 

夕食後には電磁気学をした。電磁場中の粒子の運動を複素数で解くという手法を会得した。ローレンツ力は速度と磁束密度の外積に比例するので、各方向についての運動方程式を書くと連立2階微分方程式になって解くのが非常にややこしい。これを解決するのが複素数解法で、z=x+iy と置いて運動方程式をいい具合に足すだけ。これで2階微分方程式になってくれるのであとは特性方程式を解いて一般解を求め、zからxとyを求めれば完了。複素数は1つの数で2つの数を表せる便利な道具なのでこの考え方は頭に入れておきたい。

あとは粒子の円運動。これは運動方程式を解くだけ。研究でも基礎的事項として使う原理なのでちゃんと理解しておきたい。ただマグネトロンの運動はわからん。式を導くところまではいけるのだが。そこから図を描けというのは無理だろ…。

 

明日は金曜日。進捗に期待せず、ほどほどに頑張りたい。目も良く休ませないとね。そしてバックトゥザフューチャーPart3の放送である。いや~終わらないでくれ~~~!