閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/06/25日記【力学わからない問題×2】

 

 

午前は大学に行っていた。量子力学の演習書を先生から受け取るのが目的。昨日はこれのアポ取りのメールで1時間くらいかけてしまったのに対し、今日の受け取りはものの数分で終わった。時間と労力の無駄なのでササっとメールを送れるようになろうね。ううっ…。演習書が想像の3倍ぐらい分厚くて笑った。これ院試までに解けるのか?

 

大学に行ったついでにこのすばの最終巻を買った。発売日の翌々日に生協に行っても置いてなくてそのあとすぐに大学が閉鎖されてしまったのでこれまで買うことができていなかった。ようやく手に入れることができてうれしい。週末に読もうと思う。

そしてもう一冊、これは図書館で借りたのだが、オーウェンの「一九八四年」も入手できた。たまたま見たNHKの100分でメディア論で取り上げられていた本で、番組を見てすぐに借りようと思ったのだが図書館に行ったら同じことを考えていた人間がいたのか、貸し出し中になっており、さらにそのまま大学が閉鎖されたので長いことお預けを食らっていた本なのである。昨日確認したら返却済みになっていたので急いで今日借りた。冒頭の一章だけ読んだが、なかなかの世界観でたまらない。ディストピアのように思えるが今の社会がこのまま進んでいったら本当にこうなるんじゃないかとも思える設定で、読んでいてゾクゾクした。これはすき間時間にチョコチョコ読もうと思う。

 

午後からは院試の問題をちょっとやった後に力学をやった。力学の演習書をやるのは実に一週間ぶりらしい。今回もわからないことだらけだった。

わからない問題その1がレムニスケートの問題。ある地点から、その曲線上の任意の点まで、弦で降下するのと曲線上を降下するのとで所要時間が変わらないような曲線はどんな曲線かという問題だが、解答では2つの降下法では速度が等しいから、ということで方程式を導いているのだが、時間が等しいことと速度が等しいことって同値なのか?そこが納得いかない。

わからない問題その2がさかさまにした円錐に質点を入射した時の最下点の高さを求める問題。円錐からの抗力が回転軸向きだから面積速度一定⇔角運動量保存なのはわかるが、これとエネルギー保存の式から速さvを消去した式から求まるzが最下点である理由がわからない。そもそもなんでこの2式からvを消去してzの3次方程式になるんだ?そのうち1つは無意味な解で残りが最初の高さと最下点ということになっているのだが、つまり降下途中ではエネルギー保存か角運動量保存のどちらかがなされていないということなのか?zはtの関数になりそうな気もするが…。これもよくわからない。

 

あとは量子力学演習第3回をやったが、今回は数学的な処理が多かった。最後のやつは物理的考察が必要だったが。波束が正弦波の重ね合わせだということを知っておかないとできない問題だった。

 

明日はたまった課題を消化しようかね…。