閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2021/02/01日記【どこまでならわかるんですか?】

 

 

月曜日恒例、大学行きたくないマン。

いやこれじゃ他の日は行ってもいいと思ってるみたいだな。毎日行きたくないよ

アラームに起こされ開口一番に「研究室行きたくね~」と言ってしまったし、これからが思いやられる。

 

今日のメインイベントは発表の練習。とはいえ2分の短いものなのでさほど気負いはしていなかったが、直前になるとやっぱり緊張した。結果としては、2分の発表に対して指摘が20分以上続いた。同期の中で自分のスライドに対する修正の指摘が一番多かった。いやーきつい。分析というか言い訳なんだが、自分は2分ギリギリに詰めに詰めて喋ったので、それだけ情報も多く、指摘も多くなってしまったんだと思っている。指摘をまとめれば、わかりやすい図を描け、というお話だった。

自分の専門内容を発表するとき、聞き手にとって何がわからないのかがわからない状態に陥りがち。よく中学生を想定したらいいみたいな話を聞くけど、個人的にはそれは時間とか文字数に制約がない場合の話であって、そういう縛りがあるときはどこかで最低ラインを引き上げる、いわば見切りをつけないといけないと思っている。この対象を中学生から大学生にしようとすると簡単な話ではなく、大学生は学校、学年、専門によって全く持ってる知識が違うので照準がつけにくい。さらにこれもややこしい話、「『誰ならわかるのか』がわからない」、のではなく「『これがわかるのが誰なのか』がわからない」のである。要は無意識に用語や定理を知っているものとして話を進めがち。どんなにすばらしい内容でも発表が伝わらなかったら評価されないというし、評価される人は相手の持つ知識が何かを理解している人なんだろうなあと思う。自分のやっていることを相手のレベルに合わせて説明できるようになることが求められるスキルなのだろうか。

 

まあそんなこんなでいろいろ修正点が上がってきたので、明日はそれをやろうかなと思う。

 

今日ショックだったのは、今まで前門の虎(卒論)後門の狼(学会)で大変だけど途中で実家に帰って癒されよう!と思っていたのに、某宣言が延長されて実家帰りづらくなった上に、前門と後門の間に一週間のオンラインスクールが入ったこと。死んでしまう。助けてくれ。