閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/05/08日記【セミナーで発表した】

 

 

今日は一週間かけて準備していたスライドの発表の日だった。というかそれしかなかった。

 

昨日は夜の1時半まで友人とzoomで喋るという舐めプをかましたので、今朝は9時半に起きた。午前中にオンラインの講義を受け、そこからは発表が気が気でなくて何も手がつかなかった。「早く終わってくれ~~~~」とかなんとかずっと一人で叫んでいたが、大体そういうときの時間の進みというのはひどく緩やかなものであって、なっかなかセミナーの時間にならなかった。布団でゴロゴロしながらどうやって話進めよう、とかウダウダ考えていた。

 

15時からセミナーだった。設定がヘタクソだったので向こうの声が聞こえないなどのトラブルを引き起こし、発表を始めるのに20分ぐらいかかった。本当に申し訳なかった。ちなみに音声トラブルの原因は機器側とソフト(Teams)の音声出力デバイスがあってなかったのが原因っぽい。同じ症状になったら、Teamsの設定からデバイスを見てみるといいかもしれない。

 

人前でスライドを使って発表するのは学生実験の発表会以来だった。そのときは友人にめっちゃ早口だったねと指摘されたので、今回は自分としてはゆっくり話したつもりだったし、スライドを変える前にしばらく時間をあけたりするなどをこころがけた(つもり)。実際聞いててどうだったのかはほかの人に聞いてみないことにはわからないので今度聞いてみようと思う。

 

発表の内容としては、自分が卒研でやるであろうことの先行研究にあたる、同じ研究室の先輩の修士論文の要約だった。スライド20枚ぐらいを目安にしていたが、最終的には35枚になった。発表時間としては途中で先生のコメントとかが入ったのも含めて40分ぐらいかかった。まあ割と予想の範囲に収まったので良かった。

先生からの質問やコメントは非常に鋭いものであり、自分が理解できていない部分が浮き彫りにされた。修論の中で、よくわからないから飛ばした、あるいはたくさん書いてあるけど必要性がわからないので省いたところについて深く考えさせるような質問だったので、とても勉強になったし、今後の論文発表(セミナー、卒論、修論etc.)がちょっと怖くなった。ドップラーレーザー冷却はドップラー効果によって減速できる粒子を限定することができているのであるから、ドップラー効果がかかわる部分もかなり重要である。省略してはいけないぞ。

メモに取らないと頭に入らないタイプの人間なので、先生の話をできる限りメモするように努めたが、速すぎてメモの字がめちゃくちゃ汚かった。これに関してはもう仕方がないと思う。解読ができる限界と記述のスピードをうまいこと調整したようなメモを心掛けるほかない。

質疑応答の時間では、先輩が質問してくださった。自分の話を聞いてくれていたんだということがわかってうれしかったし、この発表から気になる点をすくい上げられる能力があってすごいと思った。自分も他人の発表を聞いた後にすぐに質問ができるような人間になりたい。同期からは質問はなかったが、これは普通に自分の発表が説明不足だったからだと思う。めっちゃ省いたし。申し訳ないと思う。今後はこのテーマについて初めて聞く人でも質問できるようなスライドを目指したい。

 

セミナーが終わった後は「いやった~~~~終わったああ~~~」と叫んでから干していた毛布を取り入れた。もう脳が空っぽになった感じだった。

 

セミナーでの発表はとても刺激的だった。大変ではあるけど、やっぱり楽しいと思えるのが救いである。せっかく昨日論文をいろいろもらってきたのだし、さっさとそれを読みたい。

あと、異分野のテーマに関する論文とかも読んでみたい。プラズマ物理とか、気象系とか、そのあたり。それもセミナーで発表できれば面白いんじゃないかなと思う。

 

とにもかくにも、今日はセミナーでの発表でいっぱいいっぱいだった。もっと気楽に、ローエネルギーでセミナーを消化できるように成長しなければいけないと思う。

 

今日はここまで。明日は土曜だが大して何も変わらないのでこれまで通り頑張ってみようと思う。