閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/08/10日記【歳差運動はわからん】

 

 

というわけで今日は院試の答え合わせ会だった。ちなみに午前は寝坊して棒に振った。おかげで今日はアイカツスターズ!を観れていない。というのも夕べは嫌な夢で目が覚めた後不安でなかなか眠れなかった。人間健康が第一だよね。

 

さて答え合わせについて。数学は特に問題なし。初見では媒介変数表示の面積を求められなかったのでそれには気を付けたい。

電磁気は²を抜かしたりベクトル解析の計算をミスったりしたが基本的アプローチはできていた。そういうところだけだな。そういうところは永遠に治る気がせんのだが努力はしたい。

量子力学は何でそれができんかったのか全くの謎みたいなものができていない(書けていない)のを除けばOK。もう一回やったら完答できるぞ。

統計力学も表記の問題だけ。計算の簡素化として、x<<1のときsinh[x]~xは覚えておきたいと思った。これを知らなくて最後の比熱の問題に時間がかなりかかったので…。あとcosh[x]やsinh[x]などの双曲線関数で表されるところは表しておいた方が計算が楽になるので積極的に使っていこうな。微分が不安という理由で敬遠してたが、coshsinhtanh⇄1/cosh²だ。今覚えろ。

最大の謎は力学。コマの歳差運動だが、誰か一人はできてるかと思ったが誰も最後まで行けてなかった。やっぱり難しすぎんよ~~~~。結局角運動量を求めるところまでは何とかなったがそれも計算が複雑すぎて時間を食った。1周期についての積分では、cosやsinの1乗は0になるというのを知っているのと知らないのとでは全く計算手順が変わってくるので、今日知っておけてよかった。

 

 

あと今日はアイカツシリーズ新プロジェクトの発表があった。ドキドキしながら見ていたが、衝撃を受けた。

実写!!!!

え実写…?実写?!って1分おきくらいにずっと言ってた。それはさすがに予想できなかった…。

 

明日から本格的な院試勉強に復帰したい、ってこれずっと言ってる気がするな。頑張るぞ~~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先は恥ずかしいのであまり記録に残したくはないのだが、かといって今のこの考えをそのまま忘れてしまうのはもったいないと思うので書いておく。

自分がアイカツにハマった、というか本気で好きになれた要因はいくつかあるのだが、そのうちの1つに「特別なものの共有」というものがある。いろんな作品に出合っていくうちに自分にとって特別な作品というのが出てくるのだが、その作品を作った側にとってはそれはさほど特別ではないということがある。特に売れっ子の方になるとそういうものが増えてくる。別にそれは全然かまわないし、仕方がないことだよねと思う。むしろ何でもかんでも特別特別って言ってる方が薄っぺらく思えるし、さほど特別ではないものというものがあるのが自然だと思う。

それが当たり前、というのは頭で散々わかっていても、むしろだからこそ、自分にとって特別な作品が作った本人や関係者にとっても特別なものになっているということがわかると嬉しい。お互いに思いが届きあっているような感じがして安心できるし、もっと知ろう、もっと応援しようという気持ちになる。

アイカツはまさにそれだった。声優、歌唱担当、スタッフ、音楽制作、その他関係者の人たちが作品を好きでいてくれて、作品を楽しんでいてくれたので、一緒に特別な感動を共有できているんだという事実が自分の作品に対する愛をより加速させた。(そして今に至る)

 

今回の新プロジェクトは世界観もキャストも一新、なんなら次元まで一新してしまいかなり根本的なところからコンテンツが大きく変わったものになっている。初めは自分も「これ、アイカツか?」と思わずにはいられなかった。競合他社のコンテンツを見るとこの方向性で行くという方針は理解できるが、タイトルに「アイカツ」を配する必要があるのかというのがずっと残っていた。これをやりたいのはわかるしコンテンツとしては期待大だけどアイカツじゃなくてもいいのではないか。そんな疑念を抱いていた。何より出演者、スタッフがわからない、知らない状態なのでこの人たちにとってこれは特別なものとなりうるのか、ということが一番不安だった。色々あるお仕事の一部という位置づけにはしてほしくない、というのが自分の欲望であった。

これでいいのかと思いながら配信が終わってしまい、しばらくしてから公式サイトとYouTubeが更新された。

これを見て安心した。これはアイカツだ、この人たちに任せておけば大丈夫だと、そう確信した。

まずスタッフが盤石。総監督/監督にアイカツの木村隆一監督、シリーズ構成が千葉美鈴さん、キャラデが宮谷里沙さん。これまでのアイカツを築いてきた方々じゃないか!!!!何より自分が一番感動したのはYouTubeの「はじめまして!伊達花彩です!」。アイカツをプレイしに行ったらスカウトされてアイドルになって今度はアイカツの主人公やるってなんだそれ??シンデレラストーリーすぎるだろ、創作物の世界じゃん。スターライトの学生証持っててたまげましたね。ガチの方だ…。え、こんな御方がアイカツの新シリーズの主人公をやってくれるんですか?やってください、ぜひとも頑張っていただきたい…。

これらを見て制作陣、スタッフ、キャストの本気度がうかがえた。売り上げの縮小傾向が続く中でアイカツというコンテンツを終わらせることなく、続けるという判断をしてくれたことが本当に有難い。アイカツを残すにはどうすればいいのかを試行錯誤した結果が今回の実写パートの存在という形態になったのだろう。形が大きく変われど大切なこと*1は見失わないで冷静な判断を下せる人が中にいたんだなあという意味でも安心した。制作陣にとって間違いなくこれは特別な作品だ、自分も本気で向き合いたいと思った。今後の解禁されてくる情報が楽しみ。

 

あとここからは冗談まじりの話なのだが、せっかく「実写版アイカツ」をやるんだったらいろいろ遊んでほしいところはある。崖上ったり、斧で木を伐採したりしないかな。あとはこれまでのキャストがチョイ役で実写で登場したら面白い。Twitterで「リス子さんが神崎美月として出演」というアイデアには爆笑してしまった。いつかやってくれないかな…。

 

初めは戸惑ったがもう今ではすっかり楽しみになってしまったアイカツ新シリーズ、「アイカツプラネット!」。どんな物語になるのか最新情報に気を配りながら、自分は院試と研究を頑張っていきたい。

*1:これが何かはちゃんとしたファンならわかっているはず