閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/07/21日記【棒をばねで吊るした時の微小振動】

 

 

午前に出願手続きのもろもろを行った。写真を旅先のやつにしたろうかとも思ったが怖気づいたので大人しく壁を背景にして撮ったやつを使った。冒険したかった…。

その後午前の雨の降らないうちにと思って大学に出願しに行った。無事(受付を間違えて1ミスしたが)受理されたのでこれで安心。ついでにかぐや様の最新刊を買って帰った。もうこれでやることは全部終わり。院試勉強に集中できるね!言い訳できないね!

自分はシングルタスク型の人間(多分)なので、他にやらなきゃいけないことがあるとそっちに気が散ってしまってなかなか身が入らない。ここ1か月は授業の課題、セミナーの試験、セミナーの発表、サークルの企画などが続いて4月ぐらいまともに勉強はできていなかったと思う。

早速午後からは力学をやった。7/8以来。

今回の問題は解析力学で天井から糸で吊った棒の微小振動を考えようというもの。落ち着いてやればできると思うので落ち着いてほしい。難易度もちょうどよく良いウォーミングアップになった。慣性モーメントの求め方を忘れかけていたが何とか自力で思い出せたのも良かった。質量×位置^2の次元を持つように積分すればよい。

続く問題は、糸をばねに取り換えてみましょうという問題。複雑そうに見えるし、実際ラグランジアンを立てるまではミス連発したのだが、そこからラグランジュ方程式を立てると、前問と全く同じ形の微分方程式と、それとは独立したばねの伸びに関する方程式が現れる。つまり棒の振れる角度についての様子は全く変わらないのだが、ばねの伸び縮みによる重心位置の変化が生じるだけ、という結論に達する。ちょっと面白い問題だったと思う。

単振り子の微小振動を考える際にはcosやsinの近似をする必要があるが、例えば変位の1次までの項をとった運動を考えようとしたらラグランジアンの段階では2次まで取らなければならないということに注意。これは運動の様子を記述するラグランジュ方程式ラグランジアンの位置の微分で表されるからである。このことに気を付けないと解きようのない微分方程式が出てきて終わってしまう。

 

そして統計力学もやった。今回はイジング模型の話を途中まで。分配関数を求めるときのσの扱い方には苦戦した。1回しか出てこないσについての和をとれば打ち消しあうことに気付けるだろうか。σ_i * σ_i+1 の扱い方は結構めんどくさいので、ある程度の慣れが必要かもしれない。

次が自己無撞着方程式の話になるので、心してかからなければならない。

 

 

今日は久しぶりにまともに勉強した気がする。ブログもこんなに長くなるのは久しぶりでは?こうあるべきなんだよ。

明日以降もこの調子で頑張って、4月並みの進捗を生めるように努力したい。

 

 

 

 

ここ数日、心が折れそうになった時にアイカツスターズ!のOP「スタージェット!」の2番にある「がんばる理由なんて山ほどあるでしょ!」という歌詞を思い出してやる気を取り戻している。人を普通に応援したり励ますような歌は他にもいろいろとあるが、この歌のこの歌詞は、頑張って当然!やるしかないだろ!という厳しめの叱咤激励のように思えて、やる気のない自分の目を覚ましてくれる。やれよ!といってくれる人材が周りにいない(というかいかなる人材も周りに存在しない)のでふと思い出しては「そうですね…山ほどありますね…」とうなずきながら勉強机に向かうようになった。教師期待効果とは違うが、やれと言ってくれるものがあるのは大きいな。やっぱアイカツスターズは素晴らしい。引きこもり受験生の心強い友だ…。これからもお世話になります。そしてアイカツ武道館楽しみにしています。