閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/06/09日記【得体の知れない、誤植かもしれない】

 

 

8時に起きることができた。この調子で8時に起きる生活を続けたい。

1年前の今頃は朝ドラのなつぞらを見ていたので毎朝8時前に起きるというモチベーションがあったのだが、それが終わってからは起きる理由が無くなってしまった。それに加え特に最近は朝の情報番組はどれもこれもだし、日曜のプリキュアも再放送が続いているのでテレビのために起きるということはほとんどなくなっている。起床のための近頃の一番の動機づけは「今日は洗濯しなければ…」という強迫観念だろうか。これのある日は遅くても8時半ごろには起きている。そうでもない日は9時まで寝ていることもザラだった。バイトのおかげで強制的に早起き2連発を繰り出した今こそ、起床時間のリズム化を頑張りたい。

 

午前は力学。慣性モーメントの求め方や、並行軸の定理などを勉強した。結構忘れていた。慣性モーメントを求める際に、3次元極座標でやるとx²+y²がr²ではなくr²sin²θになることを失念してやらかしてしまったので以後気を付ける。

並行軸の定理はいつまでたっても得体が知れない。というのも、授業で扱われたときは、試験の答案で使う際には証明してから使うことという注意がされたからである。このときは、並行軸の定理が広く知られたものではなく、特定の著者による教科書にしか載っていないような定理だからなのだろうと聞き流していたが、別の授業でも並行軸の定理は出てきたし、自分が持っている演習書にもガッツリ出てきていて、普通に知られている定理なのではないかと思うようになってからは、その存在がフワッとしたものになっている。院試で使っていいのだろうか。いちいち証明するのは面倒だからできればいきなり「並行軸の定理より」っとボンッと書きたいものだが、そんな不安がいつまでも拭いきれない。

 

午後からは院試の過去問のうち、数学を解いた。

線形代数ができない。行列式を求める問題を間違えた。これはやばい。演習書を解きなおすことにした。他は割と何とかなったので、とりあえずは線形代数に力を注ぐ。

 

あとセミナー演習も少し進めた。昨日のセミナーでやった範囲にもあったのだが、このテキストは誤植が多いのでやっていて疑心暗鬼になってしまう。普通なら次元があってない式を見たら誤植だとすぐに判断できるのだが、相対論が絡んでくると、流派によってはc=1として距離と時間を同じ次元とみなすこともあるので、誤植かどうか判断しにくい。今やっている範囲はまさにそういうところなので、問題で詰まったらとりあえず素直に解くことを試みつつも、誤植である可能性を頭に残しておかなくてはならないので煩わしい。誤植修正表みたいなものを誰かネットにあげててくれないだろうか。あるいは先輩が作ってくれてたりしないだろうか。今後研究室で暇になったら未来の後輩のために誤植一覧でもまとめておいてやろうかと思わなくもないが、哀しい哉、こんなご時世で研究が微塵も進んでいないので多分暇にはなるときは来ないだろう。

 

明日の第一目標は線形代数を進めること。線形代数を勉強リズムの中に取り込めるようにしたい。

あと明日から梅雨入りしそうだ。今年の梅雨はなかなか険しく、週間予報が全部雨マークだった。しばらくは体調と精神に気を遣っておきたい。