閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/06/02日記【なんやかんやで勉強に集中できなかった】

 

 

午前中は量子力学、スピン自由度を含めた波動関数の取り扱い方について。

軌道角運動量とスピン角運動量内積ls の行列表示とその対角化の方法を勉強した。スピン自由度を考えるとp状態は六重に縮退していて、それぞれの状態を表す固有関数を基底に取った時のls の行列は6×6の行列になるわけなのだが、この行列を対角化すると、固有値1/2*ℏ²の関数4つと固有値-ℏ²の関数2つの四重縮退と二重縮退に分裂することがわかる。この物理的な原因は次回にやるらしい。このあたりの話は量子力学で個人的に一番面白いところなので勉強自体はそこまで苦ではないのだが、相変わらず自力で導出できるかというと不安になる。このブログはその練習も兼ねているのだが、ギリギリである。院試までに演習書で練習しておく。

 

午後は散髪と買い物。未だにこの町に引っ越してきてから散髪後の髪型に納得いったことがない。もみあげバリカンで持ってかれるのってデフォルトなのか?いい加減いい店を見つけたい。

 

あとは力学。多重積分はもう大丈夫。ただ物体の重心の求め方が少し危うかった。適当に座標をとって、(重心座標)=∫(座標×その位置での微小質量)/(全質量) で求められる。対称性をうまく使えるように座標をとることと、図形の断面図を書いて積分変数に座標をうまいこと書き換えてやると計算できる。

そして剛体力学を少しだけやった。初めなのでそんなに難しくはなかった。

 

力学の後に携帯を見たら父と兄から電話が入っていた。父は寝てるかしらんので兄に掛けなおしたが、あまりろくな内容ではなかった。あいつとしゃべると自己肯定感が持ってかれるのでもうしばらくは喋りたくない。父には明日電話するか。あまりいい内容ではなさそうだけど。もうそっとしてほしい。

 

明日こそはプリンターのインクとTOEFL関連の書籍を手に入れたい。そして院試勉をしたたかに進めたい。