閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




2020/06/01日記【演習の発表をした】

 

 

今日はセミナーで演習の発表の日。案の定そわそわしてセミナーの時間まで勉強できなかった。さっさと発表することに慣れてほしい。

演習は最終的に5問空白、2問適当みたいな感じで解答の発表をしたが、自分の担当範囲は難しかったらしく、他の人もそんなもんぽかった。先輩が何問か答えを教えてくださったが、先輩でもできていない問題があった。先輩が解けていない、というのはこれまで研究室の学生が誰も解けていないということ(世代間の隔絶があったか、セミナーにM1が参加するようになったのがここ最近だったかでもない限り)なので、相当厄介な問題なのだろう。ちなみにさんざん頭を悩ませたフーリエ展開の問題は先輩はさらっと解けていたので、自分の実力のなさがただただ悲しかった。

できていない問題と適当にやった問題以外は特に指摘がなかったので合っていたのだろう。とりあえず自分の番がつつがなく終わったので一安心した。

 

セミナーの後は買い物のため大学に行った。文房具や本など諸々必要なものがあったので、今日から営業を再開した生協に行ったのだが、欲しいものがほとんどおいていなくて収穫薄だった。一番必要としていたプリンターのインクが売り切れていたのが残念。まあみんな同じ状況なんだろう。仕方ないか。

 

夕食後は統計力学。本格的にフェルミオン・ボソンの話に入ってきてきた。これまでの小正準集団、正準集団の方法では矛盾が生じ、大正準集団の方法でも古典近似ではやはり矛盾が生じてしまう(低温極限でエントロピーが負になるなど)ことを証明しまくった。式をガチャガチャ、というよりは出てきた式から物理的な考察をするような問題が多かったので時間はかかったが面白かった。昔初めて解いたときはよくわかっていなかったことが、今回でだいぶ理解できるようになっていて嬉しい。

 

セミナー演習発表も終わったことで、しばらくは院試に集中できる環境が整った。明日うまくいくか否かがこれからの数週間を決めるといえる気がするので、気を引き締めたい。

 

 

 

 

ここからは雑記。

友人が絵のメイキング動画を見せてくれたことに触発されて、久しぶりに絵を描いた。見せないけど。左向きの基本的な顔しか描けないが、今回は久しぶりにしてはそれなりなものになった気がする。時間があれば絵の練習も継続したいとは思っているものの、時間が取れないこと、練習の方法がわからないことなどから一回も継続的に絵を描いたことがない。こんなんじゃいつまでたっても、とは常々-これは絵をかいていない期間も含めて-思っているのだが、今一つきっかけを掴めない。このまま社会人になってしまうのは少々もったいない気がするので、院試の合間にでももう少し気軽に、軽率にお絵かきにトライしたい。今年あたりからは色鉛筆での色塗りが結構楽しい。こんなところでもアナログ人間を丸出しにしていてちょっと恥ずかしい。誰も見てないけど。