閉鎖的なこの町を飛び出して旅をした時の気持ちの記録




雪と廃墟とイナゴの旅の導入

みなさんこんばんは。春の旅が一段落したので更新です。

 

 

この春休み、僕は行ったことのないところに行って、やりたいことをやろうと意気込んでいました。

なんせ夏休みは免許合宿やなんやらで忙しくてあまり自由に動けず、旅し足りない感が残るまま夏を終えてしまいましたからね、この気持ちを春休みにぶつけようと後期の間色々と考えていたのですよ。

 

僕がやりたかったことは主に2つ。

 

まず1つ目!

雪景色を見に行きたい!

雪が降るけど積もらないという土地で育ったせいか、一面の雪景色には昔から憧れがありました。

自由度の高い大学生となった今こそ、雪国に行かねば!

ということで3月でも雪の残っているところをネットで調べたり旅慣れた先輩に聞いたりして、東北地方の米坂線陸羽西線に乗って温泉に行く、という計画を立てました。よし。

 

 

また、旅慣れた先輩にはこんなことも言われました。

小海線の野辺山、清里のあたりは絶対雪残ってるわ。」

 

小海線は長野県と山梨県を結ぶ路線で、野辺山~清里間に県境があります。

この県境付近は高原地帯で眺めも良く、JRで一番標高が高い地点もここにあったりしてこれだけでも行く価値は十分あるのですが、それに加えて清里には気になる話がありまして。

かつて高原のリゾート地として栄えた清里は、バブル期には多くの観光客が来たそうですが、今ではそのころの活気はなく多くの店が閉店してしまい、廃墟の並ぶゴーストタウンと化しているらしいのです。

 

うわまじか清里散策してえ!となりました。当然。

 

こうして清里、野辺山にも行くことにしましたとさ。

 

  

 

さて、やりたいこと2つ目!

変わったものを食べたい!

 

僕の数少ない自慢のひとつに、これまでに結構いろんな肉を食べた経験がある、というのがあります。

牛豚鶏はもちろんですが、猪、鹿、馬、クジラ、熊、ハト、カエル、果てはカンガルーとかも食べたことがあります。すごいでしょう??(ドヤァァァァ

 

まあこれが自慢として成立するのかはさておき、僕は変わったものを食べるのが好きなんです。

なので日本国内で食べられるもので変わり種はないかなーと調べていたら、Wikipediaにこんなものがありました。

 

いなごの佃煮

 

虫かぁ!盲点だった。

 

いなごの佃煮伊那谷地方などで今も食べられている郷土料理だそう。

 

最近では虫が未来の食糧不足を救う!とか言われたりして昆虫食も注目されていますし、僕自身も昆虫食推進派なので、これは食べに行かない理由がないな!伊那だけに

ってな感じで伊那に行くことを決意しました。

 

 

 

 すでに東京の友人宅にしばらく居候泊めてもらって関東日帰り旅を繰り返すことと、仙台の先輩に会いに行くことは決まっていたので、道中寄り道しながらこれらの地点をうまいこと移動すべくある程度計画を立てて、旅に出発します。

 

 

旅のスタートは夜行バス!今回お世話になるのはこちら

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ニューブリーズ!!3列!!トイレ有!!!

サークル内での評判も上々なこのバスに乗ってみたかった。

小田急車なのでサービスコーナーで水やコーヒーが飲めるという贅沢仕様。飲まなかったけど。

 

コンセントもブランケットもスリッパもあるしこんなん新宿まで楽勝だわwwと思っていたのですが

酔った。

人生で初めて酔いました。

東京入ったくらいで目が覚めて、だんだん吐き気がしてきた。

到着まであと一時間くらい残ってたので、楽な体勢を探したり、遠くを眺めたり、水を飲んだり、いっそ吐こうとしてみたりとあの手この手で粘り、何とか凌ぎました。

ギリギリだった。もう限界と思ってトイレに行こうと立った瞬間に目の前でおじさんにトイレ入られたときは社会的な死を覚悟したぞ。

 

何とかバスタ新宿到着。揺れない地面がありがたい…

こうして僕の春休みの旅は幸先の悪いスタートを切りました。

 

 

 

今回はここまでです。長ったらしい導入でした。

僕は導入から書きたいのです、旅が長いと導入も長いのです、許して。

次は日帰り関東旅のまとめ的なものです。多分。

 

それでは!

 

最後まで読んでくれたあなたに感謝!

 

 

つづく