雪と廃墟とイナゴの旅その1
みなさんこんばんは。
ありえないくらい間が空いてしまいましたがやっと雪(略)旅その1です。
ここ最近ほんっとに忙しかった…
今回は、6日間寝食を共にした友人らと駅で別れ、東北本線でひたすら北に向かうところからです。結構長め。
宇都宮までは15両で快適に移動できたのですが、問題はここから
4両編成。なんでや。
当然車内は混みました。宇都宮出た時は椅子が全部埋まって、座ってる人と同じくらいの人が立ってるくらいでしたね。
1時間弱で黒磯着。ここでまた乗り換えですが
2両編成。気動車。
これもそこそこ混みましたが、一番後ろでデッドセクションを見られたので、まあいいや。
その後郡山で乗換えて福島県初接地を果たしたのち、仙台へ向かいます。
途中、福島駅でも乗り換えると思ってたのですが、福島行きがそのまま仙台行きに化けて乗り換える必要がなくなって驚きました。そんなこともあるのか。
仙台から仙石線に乗り換え、目指すは宮城県の定番観光地、松島!
40分後、ついに松島ついたー!
うーん、曇っててイマイチ…
というか前回偕楽園が「考えうる限り最高のコンディション」だったのに対し、今回の松島はその正反対でしたね。
工事で海に近づけない、天気は雨、冬場の15時に着いたので船にも乗れない、店も閉まってる、歩道が水びたし、靴の中まで浸水…踏んだり蹴ったりやな!!!
これではお世辞にも「松島に行った」とは言い難いので再履修確定です。また来るよ。
こんなはずじゃなかったのに…と思いながら駅まで戻り、帰りは高城町まで出て仙石東北ライン経由で移動しました。直流区間と交流区間を両方走るから気動車。まあ今どき交直流の車なんて作らないでしょうしね。
この日は仙台に住んでいる先輩の家に泊めていただきました。
いろいろと貴重なお話が聞けました。本当に。お忙しい時に押しかけてしまってすみませんでした。
名物牛タンも食べました。美味しかったですが先輩は「飽きた」と言ってました。知人が来るたびに一緒に食べてるそうですから、仕方ないです。
手前のスープはテールスープ。牛のしっぽが入っているのですが、これを見た時「あ…これ2日前アメ横の地下で見たやつだ…」ってなりました。進研ゼミの漫画かよ。
翌朝。先輩の家を後にし、ついに旅のテーマのひとつ、雪を見に行きます。
仙山線で山形へ出て、そこから奥羽本線で米沢まで。そして乗り換えたるは
米坂線! 終点坂町まで2時間弱、豪雪地帯を進んで行く路線です。
米沢駅はそんなに雪もないのですが、15分ほど走るとこんな景色になります。
うおぉぉ一面の雪!カフェオレ片手にずっと窓にかじりついて雪景色を見てました。幸福だった…
画像が薄暗いのは窓自体がそんな色してるからです。UVカットガラスですかね。
雪が駅名標よりも高く積もってる。地元民には当たり前の光景なのでしょうが、僕には新鮮。
2時間弱で終点の坂町着。ここまでくると雪はあんまり残ってないです。
ここから羽越本線で北上します。
日本海が目の前。すばらしい。海沿いの路線大好き。
途中、鶴岡駅で下車
…したのですが、寒さに耐えられず駅前の建物に直行。いやホントに寒くて。
避難した建物が観光案内所兼名産店みたいになっていたので、山形に来た記念にさくらんぼのお菓子とコーヒーを買って建物内で暖を取ってました。
もうちょっと散策したかったんだけどね…寒くて…
鳴子温泉!!!
駅に降りた瞬間から温泉のにおいがします。さすが温泉街。
鳴子温泉には公衆浴場が2つあるのですが、今回はそのうちの1つである滝の湯に行ってきました。
ここ、pHが2.7とかいう強すぎる酸性泉だけあって入ると体中がピリピリします。
こんなの長時間入ってられっか!と思いましたが、地元民らしきチビッ子が普通に入ってたのでなんか上がるのが恥ずかしくてそのままちょっと粘ったりもしました。負けたけど。
慣れてくるとこの強酸性の刺激がくせになって、入っては上がり入っては上がりを無限に繰り返してました。結局1時間弱入ってた。
入湯料は150円と安いですが、貸タオルとかシャンプーとか石鹸とか、その類のものはありません。できる旅人は持参しましょう。
鳴子温泉で疲れを癒した…癒したのか?……後は仙台まで戻って本日のお宿こと夜行バスに乗り込みます。
今回乗った夜行バスは、4列トイレ有全席コンセント付という仕様。
「4列だけどトイレさえあれば関係ないよねっ」主義の僕にとっては申し分ないはずだったのですが、自分の席のコンセントが不調。携帯充電できねぇ!!やべぇ!駅メモできねぇ!!ってなって不安になりながらその日は眠りにつくのでありました。
今回はここまで。
なんか期間が空きすぎてそれって冷凍保存できてるのか?感がありますが、n年後とかに書くのに比べたらマシでしょうってことで。
この旅的には次は「雪と廃墟とイナゴ」の「廃墟」要素を見に行くのですが、次回は別の旅の話を書くかもしれません。書く時間があるか知りませんが。
それでは!
3か月振りの旅記事を読んでくれたあなたに感謝!
つづく